投資家ウォーレン・バフェット
ウォーレン・バフェットは、投資に興味のある人でもない人でも、一度は聞いたことがあると
言えるほどに有名な投資家です。世界の長者番付にも毎年ベスト5に入っているほどの超金持ち
で、しかも投資の成績だけでそれだけ稼いでいるわけなので、そのスゴさはけっして言葉にでき
ないくらいです。
しかし、そんな超金持ちにも関わらず自身の生活は非常に質素で、しかもアメリカの株式市場の
中心地であるウォール街とはかけ離れたド田舎に住んでいるようです。
ウォーレン・バフェットの投資の考え方として、下記の4つがあります。
1) 企業としての株式を分析する
2) 株式購入には必ず安全余裕度を見込む
3) フォーカス投資のポートフォリオを運用する
4) 市場の投機的で感情的な力から自分自身を守る
まずは、株式の株価ではなく企業を見ることが重要と言っています。
方法としては、まず株価の動きから離れて、企業分析から入ります。
これはつまり、ビジネスマンや経営者の目線でその企業を観察し、株式投資をおこなえという
ことです。投資家とビジネスマンは、根本では同じものを求めているので、同じ方法で企業を
見るべきなのです。企業のごく一部を持ってるにすぎないとしても、企業全体を所有している
オーナーと同じ執念を持つべきだと説いています。
次に、その企業の将来の予測や経済予測がうまいこと立たない場合は、そこへのポートフォリオ
配分を少なくすることで安全余裕度をつくることをすすめています。
3つ目は、ポートフォリオを10〜20銘柄くらいに絞って作ることです。
これは、やみくもにバットをふらずに、おいしいボールを待つことと同じ考え方で、最も得意な
ポイントにきたボールだけを打ってホームランを打とうというものです。
市場平均を上回る収益をあげる秘訣は、何百もの株式を保有することではなく、少数の素晴らしい
機会を待つことです。
そして最後は、利益を得たいという止まらない感情を抑えて、徹底的な分析によって導き出された
銘柄や手じまいをすることです。金融市場で現在おこなわれていることの大部分は、投資ではなく
投機であって、企業を見るというより、株価の市場心理をもとに売買が行われているのです。
また、たとえ徹底的な分析によって導き出された銘柄や手じまい、経済的な計算や確率であったと
しても、その判断が感情に左右されるようなら、投資はうまくいかないとのことです。
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