忙しい人ほど幸運?
運の良い人は、基本的に忙しい人が多いと言えます。
たとえば、いくつものベンチャー事業を立ち上げそれらを同時にこなしていたり、仕事で
成功して絶頂期にいる時でさえ何か別の仕事に当たるために準備をしているなど、つねに
絶え間なく勉強をしています。
人によっては、こんなにたくさんのことをどう時間を使ってやろうとするのか混乱して
しまうほど多くのことを同時に挑戦している人もいるのです。
このような多くの事業を同時にやっていることの利点としては、その事業が思ったように
うまくいかず、どうすることもできなくなった時の保険になります。
これは、想定外のことがいつ起こってもおかしくないことを考えると、かなり有効な方法
だと考えられます。
また、もう一つの運の良い人の特徴として、物事がうまくいこうがうまくいかなかろうが、
つねに忙しく走り回っているということです。
これは、運の良い人でも良いときと悪いときが交互に来ます。でも、どんな状況でもつねに
走り回っていると、幸運が来た時にそれを高い確率でつかむことができるのです。
逆に、運の悪い人は、あらかじめ決まった形の運を探そうとするので、手に入る幸運も
1つ、たとえばそれは新しい就職先かもしれないし、新しい仕事かもしれません。
見込みがないかもしれない活動が、時として幸運をつかむことになるきっかけになる可能性
があります。何が幸運を運んでくるのか見通すことはできませんが、いろいろなことに
チャレンジすることによって、結果的に幸運が転がり込んでくる可能性が高くなるのです。
( 参考文献:運とつきあう/日経BP社 )
( 参考文献:バフェット投資の真髄/ダイヤモンド社 )